やけどをしたときのために実家から1鉢もって帰ったのがアロエ(サポナリア)を育てるきっかけでした。 しばらくの間はそのアロエを株分けなどして育てていました。その後,園芸店ではよく目にする「キダチアロエ」「不夜城」などを買ったりしていましたが,ある時,近所の園芸店で「ガリエペンシス」や「鬼切丸」など,ちょっと珍しいアロエが手に入り,それをきっかけにアロエを集めるようになりました。 世界にアロエは300種類以上あるといわれますが,わが家のアロエが15種類を越えたあたりから園芸店で新しい種類のアロエをみつけるのがそろそろ限界になり,最近ではホームページを持っていらっしゃる多肉植物専門の業者さんから購入しています。 それでも,園芸店のそばを通ると,もっていないアロエが売られていないかと,つい探してしまいます。 いろいろな方のホームページを見てみると,「多肉植物」を趣味とされている方が,コレクションの一部としてアロエを収集するというパターンが多いようです。販売業者さんも健康食品としてのキダチアロエ・アロエベラの専門業者さんはいらしても,観葉植物として多種のアロエを専門に扱っている業者さんはいらっしゃらないようです。私が利用させていただいているところもすべて「サボテン・多肉植物」という看板です。 サボテンを含め,アロエ以外の多肉植物にも興味をひくものが多くあり,園芸店へ行ってもその前でつい立ち止まってしまいます。しかし,今のところ,自分の中ではアロエと他の多肉植物を完全に切り離して考えています。 アロエはやけど治療や健康維持に役立ってくれ,アロエという植物を知らない人はまずいないのに,逆にアロエにこれだけの種類があるということはほとんど知られていません。ほんの数年前までは私もそうでした。 この,「身近だけどもまだ見たこともないものもたくさんある」アロエに魅かれています。 アロエには本当にたくさんの種類があって,形もさまざまなので,育てるのに飽きないのですが,他のサボテンや多肉植物に比べて大きくなりやすく,横に葉を広げるものも多いので,数を多くすると置く場所に困ってくるのが悩みの種です。 アロエは,冬の寒さだけ気をつけておけばとても育てやすい植物です。キダチアロエや不夜城はそんなに高価なものでもないですし,やけどをしたときのためにぜひ1鉢育ててみることをお勧めします。 |
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